魚の食べ方がキレイ

来世はムービングステージになってジャニーズを支えたい

美しさを永遠のものにするジャニーズとジャニヲタ ~シェイクスピアの詩で解釈するジャニーズ~

最近大学の授業でシェイクスピアソネット(14行でつづる英語の詩)18番『夏の一日』に触れる機会があり、詩を読みながら「シェイクスピアが思ったことって、ジャニヲタの私と通ずるものがあるかも!」と感じたので今回はその事についてまとめようと思う。

 

シェイクスピア ソネット18番

Shall I compare three to a summer’s day?

君を夏の一日に例えてみようか?

Thou art more lovely and more temperate:

君の方がずっと素敵だし、ずっと穏やかだ

Rough winds do shake the darling buds of May,

夏の荒々しい風は草木を揺さぶり

And summer’s lease hath all too short a date;

それにあまりに短い間しか続かない

Sometime too hot the eye of heaven shines,

時に太陽が熱く照り付けるけど

And often is his gold complexion dimmed;

その黄金の表情も雲に隠されることがある

And every fair from fair sometime declines,

美しいものはどれも衰え行く

By chance or nature’s changing course untrimmed;

偶然や自然の移り変わりによって失っていく

But thy eternal summer shall not fade,

しかし君の永遠の夏は決して色褪せない

Nor lose possession of that fair thou ow’st,

君の持つ美しさが失われることはない

Nor shall Death brag thou wand’rest in his shade,

君を闇に誘い込んだと死神に自慢させない

When in eternal lines to time thou grow’st.

永遠の詩の中で君は一緒に成長するのだ

So long as men can breathe or eyes can see,

人間か息をし 目がものを見る限り、

So long lives this, and this gives life to thee.

 この詩は生き続け、君に命を与え続ける

 

日本語訳は私が授業で習った解釈によるものなので多少誤差?があるし、かなりざっくりだとは思うが…。

私自身シェイクスピアについて全くの素人でこの詩も授業で初めて知ったのだが、この18番は最も有名な詩でシェイクスピアがある美しい青年についてよんだ詩なんだそう。

シェイクスピアはつまり「”美しさ”は自然の摂理と同じで永遠ではない、一瞬のうちに終わってしまう。でも(永遠に残る)この詩の中で君の美しさに永遠の命を与えたから君は恐れることはないんだよ」ということをこの詩で伝えている。

この詩を読んで感じたことがある。

ージャニー社長がしていることって、まさにこの「彼らの放つ一瞬の輝きや美しさに永遠の命を与えること」なのではないだろうか?ー

彼らが今、私たちに魅せてくれている美しさ*1には限りがある。それは彼らが人間だから、年を取っていつかは死んでしまう人間だから。永遠に続かないのだ。だからこそ美しいのかもしれない。

でも今ある美しさをCDやDVDに焼き付けたり、コンサートや舞台、テレビや映画で証言していくことで永遠のものに出来るのではないだろうか。

もちろん、ただ記録すれば永遠の命を吹き込めるのというものではない。シェイクスピアの詩が400年経った今でも人々に読まれているように、我々が死んだ後も、後世に伝えられ続けなければ永遠の命を吹き込んだことにならない。きっと彼らがどんなに美しくて、それを見た我々が「世界一だと」語っても、証言する人間が単なる一般人で少数人しかいなかったら永遠にはならない。やはり永遠に残していくためには国民の記憶に焼き付けるような、世界中の人に知られるようなヒット作品でなければいけない。

ジャニーさんは彼らの美しさに永遠の命を吹き込む力を持っているのではないだろうか?

現にジャニーさんは「チャート一位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物」「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」「最も多くのNo.1シングルをプロデュースした人物」という3つのギネス記録を持っている。

ジャニーさんは彼らの美しさを国民的なものにする力を、彼ら美しさを世界の人々に知らしめる力を持っていて、400年後も永遠に彼らの美しさを残し続けることが出来る者*2の一人だと思う。そういった意味で彼らを国民的スターに育て多くの人々に伝えるジャニーズ事務所はすごいんだと思う。

さらに言うとジャニーズ事務所は「未完成の美しさ」から「洗礼された美しさ」、「成熟した美しさ」まで年齢と共に変化していく彼らの美しさをその時々で保存していく。声変わりする前のHey!Say!JUMP「Ultra Music Power」、奇跡の美少年だった岡田師範が拝めるV6「MUSIC FOR THE PEOPLE」など…言い出したらキリがない。 その時々でしか出せない美しさを様々な媒体に収めていく。アイドルという職業の寿命を延ばし彼らの変化を20年・30年というスパンで見守ることができる。彼らの美しさを人生と共に追いかけていくことが出来る。それがジャニーズ事務所なのだ。

ー我々ファンも「彼らの美しさに永遠の命を与える」ひとりなのではないだろうか?ー

そして我々ファンもCDを買ったり、コンサートや舞台に足を運んだり、テレビや映画を見ることで彼らの美しさに永遠の命を吹き込んでいるのではないだろうか?CDがオリコンで1位になって、ミリオンヒットになって、出演するドラマの視聴率が高くて、映画の興行収入が高くて、多くの人に知られ認められるから「国民的」になる。

もちろん「彼らの美しさに永遠の命を与えるんだ」という使命感でファンをやっている人だけではないと思うし、むしろシンプルに「彼らの美しさを自分の目に、耳に、記憶に焼き付けておきたい」「彼らに惚れている」「彼らの楽曲、作品が好き」という感情でファンになっている人がほとんどだと思う。でもキッカケや理由が何にせよファンは「彼らの美しさ」の証言者であり、もしかしたら「彼らの美しさ」を400年後にも続く永遠のものにしている一人なのかもしれないと思う。

長々と語ってしまったけど、結局何が述べたかったかというと

「ジャニーさんと私たちがしてることってシェイクスピアと同じだね!400年前も今も考えること同じだね!永遠に語り継がれるくらい声を大にして今の彼らを愛していこうぜ!Sexyサンキュー!!」ってことです。

私はこれからもCDやDVDを買って、コンサートや舞台に行って、ドラマや映画を見て、彼らが魅せてくれる煌めきや尊く美しい輝きの一つ一つを愛して証言していきたい。

ジャニーズよ、永遠に…

*1:ここで形容する美しさとは文字通りのビジュアル的な美しさだけでなく彼らの歌声、ダンス、お芝居あるいはメンバー間・先輩後輩間の絡みで生まれるエモさなど我々を魅了してくれるもの全てです。「カッコいい」「かわいい」「セクシー」「ワイルド」「面白い」その全てを本文では”美しさ”という言葉に込めた。

*2:ジャニーさんの他に馬飼野康二氏や松本隆氏など後世まで受け継がれゆくヒット作品の生み親たちも彼らの美しさに永遠の命を与えてる人だと思う。歌に限らずドラマや映画の監督、脚本家、舞台演出家、彼らに光を当て輝かせる全ての人の力無くして永遠の美しさは実現しない。